審査員 ウェイ・ダンウェンWEI Danwen
[ 中国/ピアニスト ]
中華人民共和国出身のダンウェン・ウェイは、同世代で最も傑出した音楽家のひとりとして賞賛を集める。その卓越したテクニックと高い芸術性により、ニューヨーク・フィルハーモニック、ミネソタ管弦楽団、シアトル交響楽団、セントルイス交響楽団、ニューヨーク室内交響楽団、オーガスタ交響楽団、シンフォニー・オブ・ジ・アメリカズ、香港フィルハーモニー管弦楽団、上海交響楽団、上海放送管弦楽団、中国国立管弦楽団、シンガポール交響楽団などのオーケストラのソリストとして招かれている。また、ニューヨーク・フィルハーモニックとの共演は、PBSの「Live from Lincoln Center(リンカーン・センターからの生中継)」シリーズで放送された。
スタインウェイ・アーティストであるウェイは、アメリカ国内はもとより、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランス、スイス、香港、中国本土などで演奏。彼の2枚のソロ・アルバムは3Dクラシック・レーベルからリリースされ、中国の作曲家チャン・チャオの新作協奏曲の録音はチャイナ・レコード・カンパニーからリリースされている。
現在中国でも人気の高い指導者であり、国内外のピアノコンクールの審査員も務めている。その教え子たちは、クリーブランド国際ピアノコンクール優勝やチャイコフスキー国際コンクール、ジュネーブ国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクール、スコットランド国際コンクールなどの多くのコンクールで上位入賞を果たしている。
近年は指揮者としても活躍の場を広げており、「Cross strait piano festival(クロスストレイト・ピアノフェスティバル)」の首席指揮者を務めるほか、世界各地で数十のオーケストラを客演指揮も行っている。
ジュリアード音楽院卒のウェイは、伝説のピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツの最後の弟子のひとりである。北京の中国中央音楽院で教鞭をとり、2019年に同音楽院のピアノ科の主任教授に就任。