第5回TIPCについて

審査員長 岩崎 淑

審査員長 岩崎 淑
©︎Eisuke Miyoshi

 第5回高松国際ピアノコンクールがいよいよ2022年3月15日から開催されます。これまでにも多くのピアニストが世界から参加され、優れたピアニストが世界に羽ばたいていきました。

 第1回優勝者はパヴェル・ギントフ氏(ウクライナ)、第2回優勝者はアレクサンドル・ヤコブレフ氏(ロシア)、第3回優勝者はムン・ジヨンさん(韓国)でした。
 これらの優勝者はその後の国際コンクールで入賞を重ね、ムン・ジヨンさんの2014年ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門、2015年第60回ブゾーニ国際ピアノコンクールでの優勝は、記憶に新しく、まさしく高松から世界へ羽ばたいています。
 第4回では、初めて日本人優勝者古海行子さんを送り出しました。

 優勝者には、1位の賞金のほかに、審査員の先生方の善意とご協力により、副賞としてヨーロッパやアメリカなどでの演奏機会をつくっていただき、広く国内外でデビューしてもらうということを実施しており、前回優勝者の古海行子さんもイタリアで複数回、また、ポーランドやチェコなどでも演奏の機会を与えられました。
 私は、高松国際ピアノコンクールが、日本から世界へ優れたピアニストを輩出する非常に意義のあるコンクールとして、世界にアピールできることを大変嬉しく思っています。

 第5回高松国際ピアノコンクールには、どんなピアノニストが参加して下さることかと楽しみであり、素晴しい眺望に囲まれたサンポートホール高松に多くの方々が聴きに来て下さることを願っています。