第4回TIPCについて

審査規定

高松国際ピアノコンクール審査規定

 この規定は、高松国際ピアノコンクール組織委員会規約(以下規約)に基づき、審査に関する必要な事項を定めるものとする。

第1条 審査構成

 コンクールは、予備審査、予選(第1次審査、第2次審査、第3次審査)及び本選の各審査段階で構成する。

  1. 予備審査
     第1次審査に出場する40名を選出するために行われる。予備審査は規約に定める予備審査員会によって行う。
    予備審査は、DVDファイルによる音と映像のみの審査により行う。
    審査は、無記名で行う。
    配点は100点までの1点単位の点数制により評価する。
    順位の計算方法は、審査員の点数の合計で行う。
    予備審査員会は、得点の高い順に通過者を決定する。合格ラインの出場者が複数の場合は審議する。
    なお、事務局は音楽委員長もしくは音楽委員長が指名した運営委員立会いのもと、速やかに出場者の得点を算出し成績一覧表を作成し、予備審査員会に提出する。
    予備審査員会は、次点を選出することができる。
  2. 予選(第1次審査、第2次審査、第3次審査)
     予選の審査は、出場者に対して各審査段階の通過の可否を決定するために行われる。予選の審査は規約に定める本選審査員会(以下審査員会)によって行う。審査員長は、審査に先立ち審査員会を開催し、審査方法について確認を行う。
     各審査段階の通過者は、第1次審査20名、第2次審査10名、第3次審査5名とする。
    配点は25点までの0.5点単位の点数制により評価する。最低ラインの目安は14点とし、合格ラインの目安は20点とする。
    ただし、審査員は、第6条第4項に定める出場者の審査を行うことができない。
    順位の計算方法は、最低点、最高点をカットし、審査員の点数を合計し、平均点を算出し順位を決める。ただし、最高点または最低点が2名以上の場合は1名をカットし算出する。
    審査員会は、得点の平均点の高い順に各段階の通過者を決定する。合格ラインの出場者が複数の場合は審議する。
    なお、事務局は音楽委員長もしくは音楽委員長が指名した運営委員立会いのもと、速やかに出場者の得点の平均点を算出し、氏名をふせた成績一覧表を作成し、審査員会に提出する。
  3. 本選
     本選の審査は、規約に定める本選審査員会によって行う。
     本選審査員会において、順位の決定について審議し、各位は、審査員の投票によって行われ、審査員の票が過半数以上で決定するものとする。
     ただし、審査員は、第3条第3項に定める出場者が入賞する時点まで票を投じることができない。
     順位の決定は上位から順に行い、下位についても各位ずつ同様に投票を行い、決定する。

第2条 ピアノ選択と出演順

  1. 出演順は出場者説明会において出場者本人の抽選により決定する。
  2. 出演順の抽選は、音楽委員長によりアルファベットの抽選を行い決定する。
  3. 出場者はピアノ選択を行い、使用ピアノを決定する。
  4. 第1次審査、第2次審査、第3次審査の結果発表後1時間以内に使用するピアノを変更することを認める。
    ただし、その際に試弾はできない。

第3条 審査原則

  1. 審査員は、第3項に定める出場者を除き、全出場者の審査を行う。なお、審査を部分的に欠席した場合は、その審査段階について当該審査員が行った評価を、無効とする。
  2. 審査員とコンクール出場者は、コンクール開催期間中は、接触してはならない。ただし、出場者が審査を通過できなかった以降の期間については、この限りでない。
  3. 審査員は、出場者のうち、過去2年以内に1ヶ月以上個人的に指導した者、または親戚がいる場合、初回の打ち合わせ時に審査員会に届け出なければならない。また、他の審査員と当該出場者について話し合ってはいけない。

第4条 審査結果の開示

 本選における各審査員による評価は、公表される。

第5条 日本語規定への準拠

 この規定には日本語版、英語版、フランス語版がある。規定の解釈で問題が生じた場合は、日本語版の規定に基づき解決する。

2016年2月16日